挑戦が称賛される会社だから叶った、好きなことで人を喜ばせるという目標

大分現場力変革推進グループ

S.H.さん

2023年入社(キャリア採用)

転職の決め手は仕事選びの3つの条件を満たしたこと

私は2010年に大学院を卒業して以来、鉄鋼メーカーで研究開発をしてきました。やりがいを感じていましたが、子どもと祖父・祖母が一緒に過ごす時間を増やすために地元大分でのUターン転職を決断したんです。

転職活動では職種へのこだわりはなく、自分で決めた3つの条件に合う仕事を探しました。
一つ目は、常に勉強し続けられること。
二つ目は、成果をいろいろな人と喜び合えること。
三つ目は、今までの経験を役立てられること。

すべてを満たしたのが、キャリア採用の募集をしていたレゾナック(当時)の大分現場力変革推進グループ(以下、OGT推進G)でした。採用プロセスを通して話に矛盾が一切なかったこともあり、入社を決めました。選考が進んだ段階で大分以外の勤務地を勧めてくる企業もあったなかで、誠意を感じましたね。

入社すると驚いたことに「新しく来た大分出身の人ですよね?」など、皆さんが新入りの私を気づかい、声をかけてくださいました。後々わかったのですが、この会社には新卒・キャリア問わず、入社してきた人を放っておかず、育てる文化が根付いているんです。

「自分ごと化」で生成AIの利用率を飛躍的に伸ばす

OGT推進Gは、コンビナート内のさまざまな部署の現場力を高める支援をしています。中でも私が所属するシステム高度化チームは生成AIやPC業務を自動化するRPA、プラントの自動制御など、主にITシステム導入による現場力向上をめざしています。

システム導入以外にも、スマート保安導入の障壁となっている規制の緩和を求める行政への提言にも関わり、今春、大分コンビナートのプラント内に市販のスマートフォンやタブレットの持ち込みを業務効率化に利用する実験の許可が下りました。

生成AIやRPAは業務の効率化に役立つツールですが、導入しても皆さんに使っていただかないと意味がありません。ですから「これは私の業務に役立つ」と自分ごと化してもらう取り組みに力をいれました。

特に生成AIは社会的な認知が高まってきたタイミングでもあったため、頻繁に社内セミナーを開催しました。毎回約10個の事例を用意し、参加者が自分の業務とも関連があると感じられるよう工夫しました。

結果的に、大分コンビナートでの生成AI利用率は飛躍的に伸びました。当社と同じ生成AIサービスを導入している企業の中でも、1、2位を争うほど高い利用率だそうです。何より、皆さんから「業務効率が上がった」「すごく便利になった」という、喜びの声が聞けるのがうれしいです。


挑戦を称賛する文化が根付く会社

大分で成果が出たため、レゾナック全体に向けてオンラインで生成AIの活用法セミナーをしたり、グループ内のほかの事業所に出向いてセミナーを開催したりもしています。さらに、石油化学業界全体の効率化向上のために、他社にも大分コンビナートの成功事例を共有する準備も進めています。

また、個人的にも一般の方向けに生成AIの活用法セミナーをボランティアで毎週のように開催しています。最近では100名を超える参加者が集まることもあり、多くの方に喜んでいただいています。

他部署に新しいことをやりましょうと提案しても、かたくなに反対されることは少なく、この会社には自由に何でもやってみようという風土があると感じています。挑戦を称賛する文化が根付いていることを何度も実感し、この会社に来てよかったと思いましたね。

好きなことで人を喜ばせることができる、私に合っている会社

家族のために転職した私にとって、ワークライフバランスがしっかり保てるのも、この会社で働くメリットになっています。フレックスタイム制度は自由に使えますし、育児のために1時間単位で取得できるサポート休暇という制度もとても便利です。残業も自分でコントロールしやすく、平均して月5時間に抑えています。

好きなこと、興味があることに全力で取り組むことで、皆さんに喜んでもらえる人生でありたいとずっと思ってきた私にとって、今はその目標が叶っている状態です。

自由で、挑戦を称賛する文化のおかげなので、本当に私に合っている会社だと思っています。これからも好きなことをどんどん見つけて、たくさんの人に貢献していけたらうれしいです。

ある1日のスケジュール

  • 8:10
  • 出社・入浴

    片道10kmを自転車通勤
    社内にお風呂(銭湯より広くてかけ流し!)があるので、まずは入浴

  • 8:30
  • 始業

    当日のスケジュール立案およびメールチェック

  • 9:00
  • 他部門の困りごとをヒアリング

    他部署からの業務効率化の相談対応
    貢献して、リピーターになってもらえるよう意識

  • 11:00
  • 資料作成

    プロジェクトの取りまとめ資料作成
    メンバー間で同じ目標を持つために欠かせない業務

  • 12:00
  • 昼休憩

    お弁当(自作です!)
    残りの時間は趣味に関する勉強、またはお昼寝

  • 13:00
  • チーム内打ち合わせ

    チーム内で進捗を共有
    スケジュールの遅延や仕事の偏りがあれば、改善方法を検討

  • 14:00
  • 業務効率化ツールの紹介

    各職場向けに、生成AIやRPAツール等の業務効率化ツールを紹介、
    100人集まることも!

  • 16:00
  • ツールの情報収集

    当社で使えるツールが無いか情報収集
    他社と情報交換することも

  • 17:00
  • 退社

    目標、月間残業時間5時間以内!

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