代表メッセージ

当社の生産拠点である大分コンビナートの代表、山田からのメッセージと、当社の”現場力”についてご紹介します。

取締役執行役員大分コンビナート代表 山田暢義

化学には、人々の生活を豊かにし、環境への影響に配慮し、持続可能な社会に貢献することが求められます。そのため、化学会社にとって技術・研究開発は非常に重要な要素となります。
クラサスケミカルは1969年の昭和電工大分コンビナート操業開始以来、コンプライアンスと安全を最優先に、高い運転・設備信頼性を追求してきました。その拠り所は「現場力*1」です。現場力とは、「職場で働く人が、主体的に5ゲン主義(現場、現物、現実、原理、原則)に基づいて課題を発見、解決する力」であり、あるべき姿とのギャップを埋めるために挑戦を重ねた結果築かれてきた、まさに当社の技術力の基盤です。
私たちはその基盤のもと、さらに技術を磨いてきました。安全・安定・安心生産をより一層堅固なものとするために、近年ではスマート技術を導入しております。また、当社のコアコンピタンスである触媒技術PCP/MOF技術は、長年の研究開発の成果です。その技術力は高く評価され、触媒技術は海外への技術ライセンス事業に、PCP/MOF技術はカーボンニュートラル開発に展開されています。一方、グリーン・トランスフォーメーションに向けては自社技術にこだわらず、関連企業、大学、自治体とも連携を図りながら多角的な開発を進めております。
また当社では、技術そのものだけでなく、その源泉となる自律性と創造性を持った共創型人材が活躍できる企業文化の醸成にも力を入れています。その一例として「大分Values*2」があげられます。これは社員みんなで成文化した、私たちが大切にしたい価値観です。
当社は私たちのパーパス「明日のくらしを化学で支える」のもと、さまざまなステークホルダーとの共創を通じてさらに成長し、地域社会を含むステークホルダーの皆さまの豊かさへより一層貢献してまいります。

取締役執行役員大分コンビナート代表
山田 暢義

*1 現場力

  • 5ゲン主義(現場、現物、現実、原理、原則)イメージ

*2 大分Values

大分コンビナートで働く私たちが大切にする価値観・行動指針

プロフェッショナルとしての
成果へのこだわり

  • 安全最優先・凡事徹底を極めよう
  • 一人ひとりが責任を持って、
    現場力を高めよう

枠を超えるオープンマインド

  • お互いを尊重し、
    多様な考えを受け入れよう
  • 組織にとらわれず、
    積極的にコミュニケーションを図ろう

機敏さと柔軟性

  • 状況に応じてやり方を変え、
    スピード感を持って行動しよう
  • 「今まで通り」に疑問を投げかけ、
    新しいことに挑戦しよう

未来への先見性と高い倫理観

  • コンプライアンスを徹底し、
    何事も誠実に取り組もう
  • 持続可能な社会の実現に貢献し、
    次世代に誇れるコンビナートを創ろう