レスポンシブル・ケア
レスポンシブル・ケアとは、化学品を取り扱う企業が化学品の開発から製造、物流、使用、最終消費を経て廃棄に至るすべての過程において「安全・健康・環境」を確保し、その成果を公表し、社会との対話・コミュニケーションを行う自主管理活動です。
私たちは、「レスポンシブル・ケアに関する行動指針」に基づいた活動を推進することで、化学メーカーとしての責任を果たすとともに、持続可能なグローバル社会への貢献を目指します。
レスポンシブル・ケア行動指針
クラサスケミカルグループは、「レスポンシブル・ケアに関する行動指針」を2025年6月に策定し、この行動指針に基づき活動を推進しています。
レスポンシブル・ケアに関するグループ行動指針
- 製品の全ライフサイクルにおいて、安全及び健康を確保し環境保全の観点から、事業活動を継続的に見直すとともに改善に努める。
- 生産活動において、従来型の環境保全はもとより、原料転換、省エネルギー、廃棄物の削減・再資源化、化学物質の排出量削減等を推進し、地球環境との調和による循環型社会の持続的発展に努める。
- 新製品開発、新規事業、設備の新設・増設・改造において、安全と健康の確保及び環境保全に配慮する。
- 安全と健康の確保及び環境保全や環境負荷低減に寄与する研究開発、技術開発を推進し、代替製品・新製品の事業化の推進を図る。
- 製品や取扱い物質の安全・健康・環境面の影響に関するリスク評価及びリスク最小化を図るとともに、安全な使用と取扱いに関する情報を、ステークホルダーに提供する。
- 海外事業、技術移転、製品の国際取引において、安全と健康の確保及び環境保全に配慮する。
- 国際規則及び国内関係法令等を遵守するとともに、国際関係機関、国内外の行政機関等への協力に努める。
- 安全と健康の確保及び環境保全に関する諸活動に積極的に参加するとともに、社会との対話を深め、理解と信頼の向上に努める。
レスポンシブル・ケア行動計画
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当社はレスポンシブル・ケアに関する行動計画を立て、取り組みを進めています。さらに具体的な行動計画を作成し、レスポンシブル・ケアを推進しています。
行動計画を立て(Plan)、実行し(Do)、結果を監査し、評価を行い(Check)、経営者による見直しを経て、次の目標、行動計画に反映する(Act)というPDCAサイクルを活用し、継続的改善に努めています。目標の達成に向け、今後も取り組みを活性化していきます。 PDCAサイクル
教育体制
当社は、入社時や昇格時などに、労働安全衛生・環境保全・コンプライアンスを中心としたレスポンシブル・ケアに関する教育を実施しています。また、環境、労働安全衛生、品質マネジメントシステムの内部監査員についても、養成研修を毎年定期的に実施し、人材育成に努めています。