循環型社会の実現
自社のゼロエミッションを継続して達成するだけでなく、循環型社会の実現に向けた取り組みも進めています。
ゼロエミッションの達成
埋立処分量の削減
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当社は、廃酸・廃アルカリの再資源化、廃油の燃料化、無機性汚泥やがれきなどの有効利用 (セメントや路盤材)、保温材のリサイクルなどの取り組みを通じて、ゼロエミッション(最終埋立処理量が発生量の0.5%以下)を達成しています。さらに取り組みを進め、埋立処分量の削減に努めています。
知の拠点の形成
当社は国立大学法人九州大学 グリーンテクノロジー研究教育センターおよび丸紅株式会社、三井住友信託銀行株式会社は、資源循環型社会九州モデル構築のための共同事業体として「知の拠点」を形成しました。本拠点は九州地域において産業界や自治体から排出されるさまざまな廃棄物や未利用資源を活用する九州地区初の地産地消型プロセスを確立するため、課題を抽出・整理し、解決するための「協議の場」とすることを目的としています。脱炭素社会の構築には、廃プラスチックをプラスチック製品に再生する技術として、マテリアルリサイクルに加えてケミカルリサイクルを社会実装することが必要不可欠です。そこで本拠点では、ケミカルリサイクル中心の設計を実装し脱炭素社会を目指します。